食物の重要な指標、「ORAC値」について

ORAC値とは? あまり聞き覚えの無いフレーズだと思いますが、かなり重要な「指標」ですので覚えておいても良いかもしれません。ORAC値は、食べ物に含まれている「ある特別な力」の量を示す数字です。この特別なチカラ、何だと思いますか?それは、「体を守る力」なのです。 なぜ体を守るチカラが大切なの? 私たちの体は、生きていく上でたくさんのエネルギーを使っています。そのエネルギーを作る時に、体の中には悪いものができてしまうことがあるのです。この悪いものを「活性酸素」といいますが、活性酸素は、私たちの体をサビつかせてしまうような働きがあるのです。 ORAC値が大きいとどうなるの? ORAC値が大きい食べ物には、「活性酸素」をやっつけるチカラがいっぱい詰まっています。だから、ORAC値の大きい食べ物をたくさん食べると、体の中の「サビ」を減らして、元気でいられるというワケです。 ORAC値が高い食べ物って? ORAC値が高い食べ物には、例えばこんなものがあるよ。 ベリー類:ブルーベリー、クランベリー、いちご、ラズベリーなど 緑黄色野菜:ブロッコリー、ほうれん草、パプリカなど ナッツ類:アーモンド、くるみなど ハーブ類:月桃、ローズマリー、ペパーミント ORAC値をたくさん摂るためには? ORAC値をたくさん摂るためには、これらの食べ物をバランスよく食事に取り入れることが大切です。毎日少しずつでも、色々な種類の食べ物を食べるように心がけましょう。